電報には、メッセージを添える必要があります。
慣れている方なら、マナーを守り短い文章で簡潔にまとめることができるでしょう。
しかし、どのようなマナーがあるか知らない初めての方だと、何を書けば良いかすらわからなくなってしまいます。
そこでここでは、電報のマナーについてご紹介します。
とくに気を付けたいのが忌み言葉、重ね言葉
電報には、意外にも多くのマナーがあります。
とくに気を付けたいのが「忌み言葉」や「重ね言葉」です。
平時なら違和感がない文章でも、お祝いやお悔やみの場面では、相手に悲しい思いをさせてしまうことがあります。
忌み言葉とは？
忌み言葉とは、不幸や縁起の悪さを連想させる表現のことです。
直接的な表現としては、「別れる」、「離れる」、「死ぬ」、「殺す」などです。
ネガティブな表現は、お祝いの場では水を差し、お悔やみの場ではより落ち込ませてしまう要因になります。
間接的な表現でも「終わる」、「切れる」、「再び」などがあるでしょう。
幸せが終わる、縁が切れる、再婚などを連想させてしまうため、注意が必要です。
重ね言葉とは？
重ね言葉とは、繰り返し重ねていう表現のことです。
再婚や不幸の連続を想像させてしまうため、よくないとされています。
「ますます」、「かねがね」のように言葉を繰り返すことはもちろん、「繰り返しますが……」のような表現も避けるべきです。